2021年阪神JF　全頭評価。その4。

＜アネゴハダ＞・心肺機能はまぁまぁ、パワーはある、瞬発力は低い。　　　

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

「阪神JFへ向けて」好材料：・・・。　悪材料：クラス負けの危険、騎手不安。

好材料は見つけにくく、悪材料はクラス負けの危険があることと騎手不安。まず新馬戦はダートだが先行押切で、まぁまぁの心肺機能と持続力の高さを見せた。小倉2歳Sが試したようなレースで、中段の後ろから届かず3着だった。これで3着に入ったことを陣営は”良し”と考えたのか、次のファンタジーSでも中段から進めた。4コーナーで前の馬が下がってきてスムースでなかったが、直線で差を詰めたわけではないのでトップスピードの質では勝負にならないはず。前に行けばチャンスはあると思うが、ファンタジーSの敗因を4コーナーで狭くなったことだと認識しているようだと、再度中段辺りからレースをしそうで、この辺りは陣営と騎手の判断次第になってしまう。厩舎と騎手の能力を考えると、あまり信用できないかな～。

適性：竹－

＜サク＞心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質は不明、持続力は不明。

「阪神JFへ向けて」好材料：なし。　悪材料：クラス負けの危険。

好材料はなし、新馬戦で同コースを勝っているが、内容が低レベル過ぎてコース適性を判断できるほどではない。悪材料はクラス負けの危険で、新馬戦の1走だけでレベルが低過ぎて参考にならない、凄い力を隠している可能性もなくはないが、現状ではそれを見出すことは不可能。

適性：梅

＜シークルーズ＞・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力はやや高い。

「阪神JFへ向けて」好材料：距離適性。　悪材料：クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、新馬戦でマイルを勝っている、タイムが遅いのであまり参考にならないが、この馬のお母さんがベストクルーズで阪神JF3着など、マイルで好走多数だし、母父がクロフネなので血統的にもマイルは好相性のはず。悪材料はクラス負けの危険で、新馬戦しか走っていないし、前半800mが50.1も掛かっているので、いきなりのGⅠではどうか。岩田望騎手への乗り替りは大きな不安材料。

適性：梅

＜スタティスティクス＞・心肺機能はやや高く、パワーは有る、瞬発力は不明。　

・トップスピードの質はやや低く、持続力はやや高い。

「阪神JFへ向けて」好材料：コース適性。　悪材料：クラス負けの危険。

好材料はコース適性で、前走の未勝利戦が1800mだが阪神外回りで勝っている。悪材料はクラス負けの危険で、前走も圧勝したわけではないし、1:47.0の走破時計は悪くはないがこの週はマイルCSの週なので、高評価まではできない。お姉ちゃんがアメリカンファラオの産駒で、ダートで頑張っているし、この馬自身スピードで勝負する感じではないので、良馬場でL2が10秒台になると苦しいと思う。

適性:梅