2024年阪神大賞典 全頭評価。その2。

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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

ジャンカズマ ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。     

・トップスピードの質は低い、持続力は高い。

レース名 着順 内容
ジューンS 17着 ややハイペースバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが全く伸びずに凡走。
丹頂S 1着 平均バランスをスタート早く2番手先行でやや掛かり気味、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し押し切り。
2023年アルゼンチン共和国杯 17着 スローバランスをスタート五分に出て3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年中日新聞杯 16着 スローバランスをスタート五分に出て3番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2024年万葉S 4着 ややスローバランスをスタートやや早く2番手先行から、1周目スタンド前で先頭、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。
ジューンSでは直線全く伸びずに凡走、メイン集団はスローからの3F戦くらいで、トップスピードの質で見劣った。丹頂Sではスタート早く2番手先行、アタマを上げてやや掛かり気味だった。平均バランスでL1が13秒台まで落ちたことで、トップスピードの質が問われずに押し切れたが、この時は51㎏で2着のダンディズムに5㎏貰っていた。

2023年アルゼンチン共和国杯では3番手先行、L3で11秒台に入ったとたん失速したので、トップスピードの質で勝負にならなかった。2023年中日新聞杯では3番手先行、L4で11秒台に入ったところで苦しくなり凡走。2024年万葉Sではスタート五分に出て2番手から先頭、L4から11.9‐11.8になったが、下り坂で11秒台に対応できた。L1で差されているので、平坦になってスピードが落ちてしまった。

「阪神大賞典へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、前走の万葉Sで4着なので好相性で良いと思う。悪材料はクラス負けの危険で、この馬は3勝クラスをクリアしたのが丹頂Sで、ローカルハンデOPだった。この時は51㎏で斤量に恵まれたので、重賞では凡走している。万葉Sでは4着だったが、5着のワンダフルタウンに3㎏貰って0.1秒差だったので、重賞では苦しいはず。下り坂を利用できるのはい良いが、それでも11秒台を連発するだけのスピード持続力はないので、重馬場待ちかな。

適性:梅

シルヴァーソニック ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は低い。 

・トップスピードの質はまぁまぁ、持続力は高い。

レース名 着順 内容
緑風S 3着 スローバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。持続力は見せた。
ジューンS 1着 スローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し押し切り。持続力を見せた。
2021年オクトーバーS 5着 稍重でハイペースバランスを離れた追走集団の中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。休み明けの影響。
2021年ステイヤーズS 3着 スローバランスを3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。
2022年万葉S 3着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。持続力を見せた。
2022年阪神大賞典 3着 スローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが3着まで。持続力を見せた。
2022年天皇賞(春) 中止 スタート直後に躓き落馬競走中止。
2022年ステイヤーズS 1着 スローバランスをスタート早く中段の前からジワっと中段、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し差し切り。
2023年天皇賞(春) 3着 稍重でハイペースバランスをスタート五分に出て中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが3着まで。
緑風Sではスローからの6F戦、コースと馬場状態を考えると実質4F戦くらい、終始すぐ内に居たアイアンバローズにゴール前で差されたので、持続力で見劣ったが、高い持続力は見せた。ジューンSではスローからの5F戦を2番手先行、実質3F戦で直線一旦前に出られたアンティシペイトを差し返したので、トップスピードの質では若干見劣ったが持続力を見せた。2021年オクトーバーSでは稍重でハイペースバランスを離れた追走集団の中段の前から、自身はスローバランスで心肺機能は見せていない。L1で後ろから一気に交わされているので、持続力を発揮できなかったことは、休み明けの影響だと思う。この馬は社台F生産馬なので休み明けは悪材料になりそう。

2021年ステイヤーズSでは3番手先行、この時逃げていたのが緑風Sで先着されたアイアンバローズで、この時も差せなかったので持続力で見劣った。2022年万葉Sではスローからの5F戦を中段のやや前から、このレースは一度も11秒台の前半に入らなかったので、トップスピードの質は問われていない、純粋に持続力が問われて3着に好走。この時の1着マカオンドールは52㎏で3㎏、2着レクセランスは54㎏で1㎏軽かったので、3着でも高評価で良いと思う。

2022年阪神大賞典ではスローからの5F戦を、中段のやや前から粘り込んで3着。すぐ前に居たアイアンバローズには0.3差付けられたので、クラス負けした感じ。2022年ステイヤーズSでは中段のやや前から、スローからの5F戦で直線内からスムースに抜け出し差し切り。持続力の高さを見せた。2023年天皇賞(春)ではスタート五分に出て中段の後ろから、前半無理をしないかったことで最後まで伸びたが、トップスピードの質で見劣り届かなかった。

「阪神大賞典へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:特になし。

好材料はコース適性で、2年前のこのレースで3着だし、長いところで好走しているので距離適性も良い。前走は11カ月前になるが天皇賞(春)で3着なので、クラス負けの危険もない。長期休み明けになるが、2022年ステイヤーズSを7ヵ月振りで勝っているので、大きな不安はないと思う。悪材料は特になし、誰が乗るか分からないので、変な騎手じゃなければ・・・。

適性:竹+++

コメント

  1. そだしれいなす より:

    こんばんは。ほぼ勘ですがルヴァーソニックとディープボンドという王道はどうしても抑えておきたい‥
    変な騎手…ここで勝っちゃったら今年重賞3勝ですよ、一体どうなってるんですかということで充分変で、さすがにちょっと控えたい気もするけどだからこそ来る気もしたり…(´・ω・`)