2024年京都牝馬S 全頭評価。その4。

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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

プレサージュリフト 特性 ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。   

・トップスピードの質は高く、持続力はまぁまぁ。

レース名

(ペース)

着順

(馬場

状態)

内容
新馬戦

(スロー

バランス)

1着(良) スタート~道中 スタートで遅れ後方から、3コーナーまでに中段の後ろにリカバリー。
3,4コーナー 外目を回してスムース。
直線 スムースに差し切り、ノーステッキで促しただけ。
クイーンC

(ややスロー

バランス)

1着(良) スタート~道中 出遅れ中段の後ろから。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースに差し切り、L2は自身10秒台に入っている。
2022年桜花賞

(ややスロー

バランス)

11着(良) スタート~道中 やや遅れて後方から。
3,4コーナー 外目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
オークス

(スロー

バランス)

5着(良) スタート~道中 スタート煽るような感じ五分に出ている、二の足が良く中段のやや前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったがL1標識辺りで内に寄れて苦しくなったので、距離が1F長かった。
秋華賞

(ややスロー

バランス)

9着(良) スタート~道中 スタートやや遅く後方から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが伸びずに凡走。
2023年

京都金杯

(ややハイペース

バランス)

3着(良) スタート~道中 スタートやや遅くリカバリーして中段の前から。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースに抜け出したが差されて3着。
2023年

東京新聞杯

(平均バランス)

3着(良) スタート~道中 スタート五分に出て中段から。
3,4コーナー 中目をスムース。
直線 スムースだったが3着まで。
2023年

府中牝馬S

(スロー

バランス)

5着(良) スタート~道中 スタートで挟まれて中段のやや後ろから。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 前が壁になり凡走。
2023年

キャピタルS

(スローバランス)

2着(良) スタート~道中 スタート五分に出て2番手先行。
3,4コーナー 内目をスムース。
直線 スムースだったが2着まで。
新馬戦では出遅れ後方から、直線スムースに伸びて圧勝、持ったまま上がり33.3でトップスピードの質を見せた。クイーンCでは出遅れ中段の後ろからで、直線スムースに差し切り。L2では自身10秒台に入っている感じなので、トップスピードの質とまぁまぁの持続力を見せた。2022年桜花賞ではややスローバランスを後方から、スタートで遅れている。内・前優位の馬場で3,4コーナーで外を回したし、上がり3F3位の33.5でも全く届かず。この時は初輸送もあった。

オークスではスタートで若干煽るような感じで五分くらい、二の脚が良く中段のやや前からスムース。直線L1標識付近で内に寄れて減速率が大きくなり5着までだった。秋華賞ではスタートやや遅く後方から、4コーナーで外からライラックに交わされているので、コーナーリングが苦手な感じで、コース適性が出たような負け方。

2023年京都金杯ではスタートやや遅くリカバリーして中段の前から、ここで足を使っている感じでペースも落ちず、直線L1でやや失速したので前半の無理が祟った感じ。斤量に恵まれていたので高評価はできないが、まぁまぁの心肺機能も見せた。2023年東京新聞杯ではスタート五分に出て中段から、前が止まらなかったので3着まで。

2023年府中牝馬Sではスタート挟まれて中段のやや後ろから、スローからの3F戦で直線もスムースさを欠き凡走。この時は骨折休養明け。2023年キャピタルSではスタート五分から2番手先行、スローからの3F戦になり、ドーブネを捕まえられずに2着まで。

「京都牝馬Sへ向けて」好材料:・・・。 悪材料:コース適性。

好材料はなし、悪材料はコース適性で、この馬右回りは2回走って11着と9着、GⅠで外枠だったので度外視できるが、左回りの方が良い可能性が高い。

適性:竹-

ムーンプローブ ・心肺機能はまぁまぁ、パワーは有る、瞬発力は不明。 

・トップスピードの質はやや低く、持続力はまぁまぁ。

レース名 着順 内容
新馬戦 5着 スローバランスをスタートやや遅く中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
未勝利戦 1着 ややハイペースバランスをスタート五分に出て3,4番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに伸びて差し切り。
阪神JF 17着 ハイペースバランスをスタート五分に出て2,3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
フィリーズレビュー 2着 ハイペースバランスをスタート早く中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて2着。
桜花賞 17着 平均バランスをスタートやや遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年函館SS 9着 ハイペースバランスをスタート早く中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年オパールS 8着 ややハイペースバランスをスタートやや遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線詰まって凡走。
2023年オーロC 13着 平均バランスをスタート五分に出て中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年タンザナイトS 14着 稍重でややハイペースバランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー中目を回して直線狭くなり凡走。
新馬戦ではスタートやや遅くリカバリーして中段のやや前から、上がり3Fがレースの上りと一緒なので、トップスピードの質で見劣り。未勝利戦ではスタート五分に出て3,4番手先行、ややハイペースバランで自身は平均くらいで入っていたので心肺機能はまぁまぁ。中緩みからL3で追い出しているのでまぁまぁの持続力も見せた。阪神JFでは先行して凡走、ハイペースバランスで心肺機能の低さを見せた。

フィリーズレビューではハイペースバランスを中段のやや後ろから、自身は平均くらいで心肺機能はまぁまぁ、持続力とパワーで差し込んできた。桜花賞ではスタートやや遅く中段のやや後ろから、3,4コーナーでも中目を回したし直線も全く伸びなかった。

2023年函館SSではスタート早く中段から、スムースだったが差せずに差されているのでトップスピードの質で見劣り。2023年オパールSでは中段のやや後ろから、直線で詰まってしまい凡走。2023年オーロCでは中段の前から、コーナーで中段まで下がってしまい、直線伸びずに凡走。2023年タンザナイトSではスタートやや早かったが中段から、コーナーで中段の後ろまで下がってしまい届かず凡走。

「京都牝馬Sへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、フィリーズレビュー2着なので、1400mは好相性のはずだが・・・。悪材料はクラス負けの危険で、昨年の古馬混合戦は斤量の恩恵がありながら、全く勝負になっていないので重賞では苦しい。

適性:梅

<メイケイエール>・心肺機能は高い、パワーは高い、瞬発力は不明。

・トップスピードの質はやや高い、持続力は高い。・反動が出やすい。

”新馬戦”ではハイペースバランスを3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースに抜け出し持ったまま圧勝。”小倉2歳S”では重馬場でハイペースバランスを中段から、3,4コーナー外目を回して直線スムースに差し切り。”ファンタジーS(阪神)”ではややハイペースバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに差し切り。”阪神JF”ではややスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが4着まで。”チューリップ賞”では稍重でスローバランスを中段から、3コーナー手前で先頭に立ちスムースに押し切り1着同着。”桜花賞”ではややハイペースバランスをスタートで遅れてから大暴れしながら先頭に立ったが凡走。”2021年キーンランドC”ではハイペースバランスを逃げて凡走。”2021年スプリンターズS”では平均バランスを中段の後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが4着まで。”2022年シルクロードS”ではややハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し差し切り。”2022年高松宮記念”では重馬場でハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが5着まで。”2022年京王杯SC”では平均バランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースに伸びて差し切り。”2022年セントウルS”ではハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースに抜け出し圧勝。”2022年スプリンターズS”ではハイペースバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 “2023年高松宮記念”では不良馬場で平均バランスをスタート五分に出て中段の前から掛かっている、3,4コーナー中目を回して直線前をカットされたが、それ以前にレースになっていなかった。 “2023年安田記念”ではややスローバランスをスタート遅く中段のやや前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。“2023年スプリンターズS”ではハイペースバランスをスタート遅く中段のやや前から、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったが5着まで。

「京都牝馬Sへ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:スタート不安、気性難。

<心肺機能について>新馬戦、小倉2歳Sがハイペースバランス、ファンタジーSでもややハイペースバランス、これを中段から差し切っているので心肺機能はかなり高い。3走とも前半かなり掛かっているので、これで押し切ってしまうのは距離もあるが、心肺機能が高くないと説明が付かない。

<パワーについて>ファンタジーSが阪神開催でⅬ1の坂も克服して快勝している。小倉2歳Sで重馬場を快勝しているので、パワーは高いものを見せている。チューリップ賞でも阪神のL1でしっかり粘っているので、パワーは十分にある。

<瞬発力について>現状では不明。

<トップスピードの質について>阪神JFでは掛かりながらも外から一旦先頭まで出ている、L2は11.4なのでそれ以上は出しているはずでトップスピードの質は見せた。2022年シルクロードSではL2の11.2で先頭に立ったので、自身10秒台に入っていた可能性がありトップスピードの質を見せた。2022年高松宮記念では外枠で不利だったが、直線ジリジリ着て5着なので、トップスピードの質は悪くないと思う。2022年京王杯SCでは中段から、終始掛かっていたがL2で先頭に立ち押し切ったので、トップスピードの質を見せた。2022年セントウルSではハイペースバランスを中段のやや前から、上り32.9で差し切り圧勝なのでトップスピードの質はやや高いものを見せた。

<持続力について>心肺機能に関係していると思うが、とにかく先行してもバテないどころか、掛かりながらももう一足使ってくるので、持続力はかなり高い。もちろん現状では1400mしか経験していないので、マイル以上でも持続力を発揮できるかは未知数だが。チューリップ賞では3コーナー手前で先頭に立ち、11秒台を連発してL1は12.3迄落としたが、稍重を考えれば後半5F戦にしているので持続力は高い。

<その他について>新馬戦から掛かりまくっていて、2戦目の小倉2歳Sから手綱を取った豊騎手も、スタートはソロっと出していた。それでもレースが始まるとスイッチが入ってしまい、重馬場でもお構いなしに掛かっていたので、今後は距離とともに折り合いがカギになりそう。マイル以上では内枠が欲しい。阪神JFでも掛かりっぱなしで、L1で垂れてしまった。

チューリップ賞では内枠で前に馬を置いたが危険なほど掛かってしまい、3コーナーで先頭に立った。これで折り合えていたので、先頭に立つと落ち着くリーダー気質なんだと思う。桜花賞ではスタートで遅れてしまい、馬群の中で大暴れしてしまいそのまま先頭、直線入り口で力尽きて凡走。2021年キーンランドCではスタートイマイチだったが、押さえが効かずに逃げの手に出た、前半34.0なので先頭に立ってからは折り合いが付いている。これでL1失速しているので、プラス20㎏も含めて走れる状態ではなかった。

2021年スプリンターズSではいつもも通りスタートがやや遅れた、これでタイセイビジョンを吹き飛ばしながら外へ出して上がって行き、3,4コーナーも外目を回して伸びて4着、内前優位の展開と馬場だったのでこの4着は驚異的。2022年シルクロードSでは馬具を工夫して暴走を抑えられた、やや掛かったが許容範囲でトップスピードの質と持続力を見せた。2022年京王杯SCでは終始掛かりっぱなし、1400mで持ったがこれ以上伸びると大きな不安になる。

2022年スプリンターズSでは中段のやや前からスムースだったが伸びずに凡走。馬場バイアスも影響したが、この馬は連続好走しないので反動の影響だと思う。2023年高松宮記念では前半から掛かってしまい凡走、逃げた方が良いと思う。2023年安田記念では逃げの予定だだったが出遅れてしまい凡走。2023年スプリンターズSではスタートやや遅くリカバリーして中段のやや前、終始外目を回されたこともあり5着まで。

好材料は距離適性で、京王杯SCを勝っているので好相性。悪材料はスタート不安で、スプリンターズSでもやや遅かったし、安田記念でも出遅れたので不安はある。気性難は治らない感じで、折り合えないので行くだけ行けば可能性はあると思うが・・・。

適性:竹

モズゴールドバレル ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は低い。   

・トップスピードの質は高い、持続力は高い。

レース名 着順 内容
葉山特別 1着 平均バランスをスタート五分に出て中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
長岡S 8着 平均バランスをスタート早く中段から、3,4コーナー内目を回して直線前が壁になり凡走。
仲秋S 3着 平均バランスをスタートやや早く中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが3着まで。
三年坂S 2着 スローバランスをスタートやや早く中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが2着まで。
秋色S 1着 スローバランスをスタート早く2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに差し切り。
葉山特別では中段のやや後ろからスムースに差し切り、自身のL2は10秒台に入っていたはずで、高いトップスピードの質と持続力を見せた。長岡Sではスタート早く中段から、直線は前が壁になり進路変更を繰り返して凡走。この時は休み明けでプラス14㎏だった影響で、トップスピードの質が上がってこなかった。仲秋Sでは中段から、直線スムースだったが3着まで。L1で差を詰めてきたので、パワーと持続力を見せたが、前半のポジションがやや前だったせいか、トップスピードの質が発揮できなかった。

三年坂Sではスタートやや早く中段の前からで、直線入り口ですぐ後ろに居たソーダズリングに差されたので、トップスピードの質は高い訳ではない。直線入り口で若干モタモタしたので、瞬発力が高くない。秋色Sでは2番手先行からスムースに差し切り、上り32.5で高いトップスピードの質を見せた。

「京都牝馬Sへ向けて」好材料:なし。 悪材料:距離適性、休み明け、クラス負けの危険。

好材料はなし、悪材料は距離適性で、この馬は前半流れるとトップスピードの質が鈍る感じで、仲秋SがL2で差を詰められずに3着までだった。1400mだと流れる可能性が高く、前走前に行っているので速いペースに巻き込まれる可能性がある。休み明けも不安材料で、この馬は非ノーザンF生産馬で休み明けが良くない。長岡Sは前が壁になっているが反応自体が良くなかったし、2勝クラスでも2着に負けていて、いつものトップスピードの質を見せていない。休み明けだとトップスピードの質が下がる感じ。クラス負けの危険もあって、3勝クラスを勝ち上がったばかりなので、いきなり重賞で通用するかどうか。

適性:竹-