2018年11月23日 気になった競馬ニュース

モレイラ騎手の来年は流動的に。カツジの次走は阪神Cか京都金杯。ジュールポレールは阪神C。ウィンブライトは中山金杯か京都金杯。

昨日お伝えしたモレイラ騎手の来年ですが、6月9日まで香港での騎乗は決定していますが、それ以降については未定だそうです。JRAの騎手免許受験も含めて未定だそうですので、みややとしては期待して待ちたいと思います。

マイルCS4着のカツジ、次走は京都金杯か阪神Cだそうです。この馬はNZTでもスローからのL2最速戦で勝っているように、展開に注文が付くんですよね。阪神Cは通常ハイペースからL3最速で前半から心肺機能が問われるうえに、直線の坂でパワーを試される厳しいレース。カツジには合わない可能性が高いです、もちろんメンバー次第ではスローペースもあるのですが…。京都金杯は例年スローからのL2最速戦になりやすく、カツジにはもってこい。今年のブラックムーンがまさにこの展開で1着でした、NZTやマイルCSでもこの展開で好走していますからね。こちらを選択する可能性の方が高いと思います。

マイルCS6着のジュールポレールは阪神Cです、騎手はミルコの名前が挙がっていますが確定ではありません。乗り替りは仕方ないでしょうね、マイルCSでは馬が可愛そうなくらいの騎乗でしたからね。阪神Cに向かうようですが適性的には微妙です、カツジとは脚質が違いますがこの馬もスローからのL2最速戦が得意。スローペースを中段からL2で強烈な瞬発力を繰り出し粘り込む、今年のヴィクトリアMがまさにこのパターンでリスグラシューを退けました。京都金杯の方が合うはずですが、ミルコの名前が出ているところを見ると、騎手のスケジュールに合わせたのかもしれませんね。

マイルCS9着のウィンブライトは中山金杯か京都金杯。脚質的に中山金杯になるでしょうね、今年の中山金杯でも2着ですし、中山記念ではアエロリットを寄せ付けずに勝ち切っています。この馬は瞬発力と速い上がりが無いので、後半5Fくらいを連続して11秒前半で走ることで良さが出ます。京都金杯ではスローからのL2最速戦になりやすく、好走条件には当てはまりません。マイネル軍団は馬を酷使するのでステゴ産駒などはなかなか大成しないんですよね。この馬今年の大阪杯は条件的に好走できるはずでしたが、疲労の蓄積で凡走しています。来年は余裕のあるローテションで大阪杯を目指して欲しいです。

香港マイルでラストランを迎えるヴィブロスの騎手がビュイック騎手に決定しました。調教でも乗るそうなのですぐにヴィブロスの特性も掴むのでしょう。12月9日は国内に残る外国人騎手はC・デムーロ騎手だけになるのかもしれませんね。う~ん・・・騎手の取り合いが激しくなってきました、JRAはモレイラ騎手を排除しちゃうし困りましたね~。日本人騎手でまともな騎手を育成しないとこういう事態に対処できなくなりますから、速やかに騎手改革をして欲しいですね。

菊花賞2着のエタリオウは年内休養です。来年は天皇賞春かドバイまたはオーストラリアを目標にするそうです。脚質的には長いところが合いそうですから、天皇賞春が良さそうですね。同世代だとエポカドーロが強敵になりそうですが、嵌った時の爆発力はこちらが上。こういう馬を上手く爆発させるのがミルコは得意なので、ミルコが乗るなら期待できるでしょうね。

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