2024年京都記念 全頭評価。その1。

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下線は加筆・修正した箇所です。継続してお読みいただいている方は、下線の部分だけお読みください。

<アフリカンゴールド>・心肺機能は低くはない、パワーは有る、瞬発力はまぁまぁ。

・トップスピードの質はやや低く、持続力は高い。

”2018年兵庫特別”ではスローバランスをやや離れた単独2番手から、終始スムースに進めてL2で先頭に立ち押し切り圧勝、全体的なレース内容は低レベルだった。”2018年菊花賞”ではドスローからのL2最速戦を中段のやや前から、終始外を回してL2の瞬発力とトップスピードの質で見劣り凡走。”2019年日経新春杯”では超ハイペースバランスを中段のやや前から、4コーナーで一杯になり凡走、この時が休み明け。”2019年御堂筋S”ではハイペースバランスを離れた第一追走集団から、直線入り口で先頭に立ったがゴール前差されて4着、自身平均バランスくらいでまぁまぁの心肺機能とまぁまぁの持続力を見せた。”2019年烏丸S”ではスローバランスを2番手先行、直線粘って2着まで、トップスピードの質と持続力がわずかに足りなかった。”2019年マレーシアC”ではスローバランスを中段やや前から、3,4コーナー外を回して直線はトップスピードの質で見劣り4着。”2019年六社特別”では超スローペースを3番手先行、終始最内を回してL5から11秒台に入るロンスパを押し切って1着、前半が遅過ぎてレベルは低い一戦。”2019年アルゼンチン共和国杯”ではスローバランスを中段のやや後ろから、直線で狭くなり一瞬待たされたが、前が空いてからはスッと加速して3着まで。”2020年日経新春杯”ではスローバランスを中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線L1で失速凡走。”2020年メトロポリタンS”ではスローバランスを中段の前から、3,4コーナー最内を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2020年目黒記念”ではややスローバランスを中段やや後ろから、3,4コーナー外目を回して直線スムースだったがジリジリまでで11着。”2020年宝塚記念”では稍重でハイペースバランスを中段から、3,4コーナー内目を回して直線伸びずに凡走。”2021年白富士S”ではスローバランスを中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。”2021年大阪城S”ではスローバランスを3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年都大路S”ではスローバランスを中段から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年鳴尾記念”ではスローバランスを後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年ケフェウスS”では重馬場でスローバランスを中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年オクトーバーS”では稍重でハイペースバランスを離れた追走集団のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2021年中日新聞杯”ではスローバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースに粘って2着。”2022年日経新春杯”ではスローバランスを中段の前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年京都記念”では稍重でスローバランスを逃げ切り。”2022年大阪杯”ややハイペースバランスを2番手先行、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年宝塚記念”ではハイペースバランスを中段の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年京都大賞典”では稍重だが実質超高速馬場でスローバランスを3番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2022年アルゼンチン共和国杯”ではスローバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の前から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年日経新春杯”では稍重でスローバランスをスタート五分に出て逃げ体勢、スムースだったがL1で一杯になり凡走。”2023年京都記念”では平均バランスをスタート五分に出たが二の足が遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。”2023年阪神大賞典”ではスローバランスをスタート五分に出て逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが4着まで。”2023年天皇賞(春)”では稍重でハイペースバランスをスタート五分に出て押して押して逃げ体勢、最終の向正面で心房細動を発症して競走中止。”2023年札幌記念”ではハイペースバランスをスタート五分に出て2番手先行、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。 ”2023年京都大賞典”では重馬場でスローバランスをスタートやや早く逃げ体勢、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが5着。”2023年アルゼンチン共和国杯”ではスローバランスをスタート五分に出て逃げて凡走。”2023年ステイヤーズS”ではスローバランスをスタート五分に出て逃げから2番手、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。

「京都記念へ向けて」好材料:コース適性。 悪材料:騎手不安。

3歳時に古馬混合の1000万条件兵庫特別を圧勝して菊花賞に出走した、その兵庫特別が非常にレベルの低い1戦で、圧勝はしたがあまり評価できる部分が無かった。強いてあげれば離れた単独2番手で折り合えた気性くらいで、持続力もまぁまぁのレベルだった。菊花賞では終始外を回したこともあって凡走したが、L2最速戦になる流れで全く勝負にならなかったので、トップスピードの質と瞬発力では全く勝負にならなかった。この辺りは継続騎乗だったにもかかわらず自ら動く意識が微塵もない騎手のせいでもある、動ける位置に居ながら苦手ま展開に付き合っていたからね。

古馬になって2019年日経新春杯が休み明けで凡走、ハイペースバランスを先行して4コーナーで一杯、休み明けの影響だったはずでこれは度外視していいと思う。2019年御堂筋Sがハイペースバランスを離れた2番手で自身平均バランスくらいだった、これで僅差4着だったので心肺機能はまぁまぁだと思う。マレーシアCでは完全にトップスピードの質で見劣ったので、トップスピードの質を問われる展開は良くないし、2019年烏丸Sでも粘り切れなかったので、持続力もまぁまぁのレベルで決して高いレベルではない。2019年六社特別を勝ってOP入りしたが、このレースも超スローバランスからのロンスパになり、まぁまぁの持続力で押し切れた、相手関係を考えても高評価は出来ない。

2020年日経新春杯では中段のやや前で、すぐ内に居たモズベッロとレッドレオンが1,2着なので、アルゼンチン共和国杯3着を考えると負け過ぎ、この時は3F戦になっているが上り云々ではなく、力の要る馬場が合わなかった感じ。2020年メトロポリタンSは休み明けで凡走、ダーレ―ジャパンの生産馬なので休み明けは不安定。2020年目黒記念では3,4コーナー外を回してしまい、かなり距離ロスしていた。11着だが0.7差は悪くないが、57.5㎏の3着ステイフーリッシュに0.5秒差なので印象悪い。2020年宝塚記念では中段最内から進めたが、3コーナーで一杯になり凡走、クラス負けの危険もあるが軽い高速馬場の方が良いと思う。

2021年白富士Sでは中段の後ろから、直線入り口ですぐ外に居たサンレイポケットにⅬ1で見劣り4着、4F戦で持続力が高くないことを見せた。2021年大阪城Sでは3番手先行、L2の11.0に対応できずにL1でも持続力で見劣り凡走した。2021年都大路Sでは中段から、スローからの5F戦で持続力で見劣っただけでなく、L2の11.2に対応できなかった。2021年鳴尾記念では後方から伸びずに凡走、前日の雨で良馬場だが直線は乾ききっていなかった感じで、後ろからでは届かない展開だった。2021年ケフェウスSではスローからの3F戦で切れ負け。

2021年オクトーバーSでは稍重でハイペースバランスだが、離れた追走集団の中段のやや前からで、自身はスローバランスだったはず。追走集団も3F戦になっていて切れ負け。2021年中日新聞杯ではスローバランスを、押して押して2番手先行の手に出て2着。5F戦になっていて持続力の高さを見せた。2022年日経新春杯ではスローバランスを中段の前から、4F戦になっていてL1が11.9と速かったためにスピード負けした感じ。

2022年京都記念では逃げ切り、開幕週で内・前優位で、人気上位の馬が休み明けだったので額面通りには受け取れない。2022年大阪杯ではややハイペースバランスを先行して凡走、心肺機能の低さを見せた。2022年宝塚記念ではハイペースバランスを中段の前から、4コーナーで一杯になり心肺機能で見劣り凡走。2022年京都大賞典では稍重だったが超高速馬場、スローからの実質3F戦で展開が合わなかったし、休み明けも良くなかった。

2022年アルゼンチン共和国杯では離れたメイン集団の前から、スローからの5F戦で、Ⅼ1も11.8だったのでトップスピードの質で見劣った。2023年日経新春杯では稍重でスローからの4F戦を逃げたが凡走、この時は58㎏で斤量負けした感じ。2023年京都記念では逃げられずに凡走、スタートは五分に出ているが二の足がかなり遅い、これは58㎏の影響もあるかも。2023年阪神大賞典ではスローからの5F戦に持ち込み4着、高速馬場でスローにしたので粘れた感じ。

2023年天皇賞(春)では無理やり逃げて、心房細動で競走中止。2023年札幌記念ではスタート五分に出て押して押して2番手先行、ハイペースにしてしまいL3で一杯になり凡走。2023年京都大賞典では逃げて5着、重馬場でスローからの4F戦に持ち込んだが、向正面で無駄足を使った分だけ粘れず。

2023年アルゼンチン共和国杯では逃げて凡走、前半はゆったり入ったが、L8から11秒台に入れてしまい息が入らなかった。この時は58㎏を背負わされていたことも影響した。2023年ステイヤーズSでは初手では逃げたが、1周目の3コーナーでアイアンバローズに譲る形でペースを落とし、離れた2番手先行。最終の3コーナー手前で前を追いかけて11秒台を踏んで脚が一杯になっている。アイアンバローズにまんまと逃げ切られているので、騎手のペース認識の悪さが出ている。

好材料はコース適性で、条件戦だがメルボルンTで同コースを2着、昨年の京都大賞典でも外回りだが0.2差5着と好相性で良いと思う。悪材料は騎手不安で、アルゼンチン共和国杯は58㎏を背負ったので仕方ない面もあるが、ステイヤーズSは騎手のペース認識の悪さが出たレース。京都大賞典も向正面で無駄に11秒台に入れるラップ推移があったので、国分恭騎手の継続騎乗だと不安が大きい。

適性:竹

ジェットモーション ・心肺機能は不明、パワーは有る、瞬発力は不明。    

・トップスピードの質はやや低い、持続力は高い。

レース名 着順 内容
2023年メイS 8着 平均バランスをスタートやや遅く中段の後ろから、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが届かず凡走。
2023年巴賞 6着 平均バランスをスタートやや遅く中段のやや後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが届かず凡走。
2023年札幌日経OP 4着 稍重でスローバランスをスタート五分に出てバラケタ中段の後ろから、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが4着まで。
2023年丹頂S 7着 平均バランスをスタートやや早く中段のやや前から、3,4コーナー中目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年ステイヤーズS 16着 スローバランスをスタート五分に出て離れたメイン集団の後方から、3,4コーナー内目を回して直線スムースだったが伸びずに凡走。
2023年メイSではスタートやや遅く中段の後ろから、スムースだったがジリジリしか伸びずに凡走。L3から11秒台の半ば位を連発している感じで、トップスピードの質が高くないことを見せた。2023年巴賞ではスタートやや遅く中段のやや後ろから、終始外目を回したし、中緩みからの3F戦に付き合って届かず。2023年札幌日経OPでは中段の後ろから、3コーナーから先捲りに行って直線入り口では3番手、ゴール直前で差されて4着になってしまったので、L1の11.8にトップスピードの質で見劣った。

2023年丹頂Sではスタートやや早く中段のやや前から、3コーナー辺りで手応えが悪くなったので、使い詰めの疲労が出た感じ。2023年ステイヤーズSでは後方から全く伸びずに凡走、休み明けでマイナス20㎏が影響した感じ。

「京都記念へ向けて」好材料:距離適性。 悪材料:クラス負けの危険。

好材料は距離適性で、条件戦だが2200mで2勝しているので好相性。悪材料はクラス負けの危険で、OPに上がってからは勝負になっていないので、重賞では苦しいはず。

適性:梅