2019年シンザン記念 回顧

今年もロードカナロア産駒、かなり重い馬場でパワーの問われた一戦でした。

走破時計1:35.7 前半800m47.3 上り3F35.9

L8(12.3) L7(10.8) L6(11.6) L5(12.6) L4(12.5) L3(12.1) L2(12.1) L1(11.7)

まず馬場状態ですが良馬場発表もかなり重い馬場です。良馬場で走破時計が1:35秒台になったのはアントニオバローズが勝った2009年まで遡りますから、いかに重い馬場か分かりますね。ちなみに今年の勝ち馬ヴァルディゼールの上がり3Fは、昨年のアーモンドアイより0.9秒も遅い、しかも昨年はやや重でしたから馬場の重さと同時に、レースレベルも低い可能性がありますね。
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展開ですが、逃げたのはコパノマーティン、2番手の内はゴータイミング、外にニホンピロヘンソン、シャドウエンペラー、その後ろは内からヴァルディゼール、ドナウデルタ、パッシングスルー。中段の後ろからアントリューズ、ミッキーブリランテ、後方からハッピーアワー、マイネルフラップ、ミヤケの並び。

このレースのポイントはL4の12.5です。京都外回りのL4は下り坂になっているので、良馬場なら11秒台に入るのが普通です、それが12.5ですからかなりのスローのはず。これだけ遅いペースになっていながら前に居たコパノ、ヘンソン、シャドウが下位に沈み、ゴータイミングも7着ですから、いかに重い馬場だったか分かりますね。

正直レースレベルは疑問もあるので、ここで好走した馬がクラシックで活躍できるとは思えません。もちろんキャリアの少ない馬たちなので、高速馬場でとんでもない力を発揮する可能性もありますが、それは好走した馬ではなく負けた馬の中に居そうです。

ロードカナロア産駒が今年も勝ちましたが、人気上位の2頭があっさり凡走しています。2頭に共通しているのが休み明け3走目以上という事、もしかしたらロードカナロア産駒は休み明け2走目までが買い時なのかもしれませんね。勝ったヴァルディゼールはデビュー2走目ですから。

ビックリしたのがマイネルフラップの強襲です、4コーナー出口で外に張られたのが痛かったですね。あれが無ければ差し切っていたかもしれません、ヴィクトワールピサ産駒でパワー溢れる体質を受け継いでのでしょう、重い馬場をものともせずにグイグイ伸びてきました。スタートが安定すれば成績も上がりそうですね。

では1頭ずつ見て行きます。

1着はヴァルディゼール、終始中段のイン側でじっとしていたことで、しっかりと脚を残してスルスルと伸びてきました。馬場や凡走した人気馬のことを考えると、まだまだ評価を固めるわけにはいきませんが、重賞を勝ったことは事実なので今後の成長に期待ですね。

2着はマイネルフラップ、スタートが決定的に遅くどうしても後ろからになってしまうのがね~。良馬場でも34秒台の上りが精一杯なので高速馬場では苦しくなりそう。重馬場での激走待ちになりそうですね。上にも書きましたが4コーナー出口がスムースなら差し切れたと思う勢いでしたから、長くいい脚を使うタイプですね。

3着はミッキーブリランテ、Twitterで書いた予想ではこの馬が本命でしたが、騎手が不安なのでこのレースは買いませんでした。ディープブリランテの産駒はパワーと心肺機能の両立タイプが多く、トップスピードの質としてはまぁまぁくらい。高速上がりは苦手な馬が多いですね、この辺りの特徴はディープインパクトとはだいぶ違います。4コーナーでも動かずに直線だけの競馬になりましたが、外からフラップにあっさり交わされているので瞬発力はあまりないようです。早目に勢いを付けた方が良いタイプだと思うので、自分でレースの流れを作れる騎手の方が良いでしょうね。

4着はパッシングスルー、ルーラー産駒なので3か月の間隔開けは良くなかったですね。ルーラーに母父クロフネと、こういう馬場は得意そうなので本調子ではなかったのでしょう。非サンデー系の馬なので非根幹距離の方が期待できそうですね。

5着はハッピーアワー、ハービンジャー産駒で2か月の間隔開けはちょっと割引でしたね、デイリー杯2歳Sではアドマイヤマーズ相手に3着、前半ドスローでしたが馬場を考えれば上り33.9は結構優秀。今回も後方からになってしまったので展開に恵まれなかったです、こういう馬はスタートを改善しないと届くかどうかの馬になってしまうんですよね~。

ロードカナロア産駒の人気馬、アントリューズとドナウデルタは使い詰めの疲労ではないかと思いますので、休んでフレッシュな状態で狙いたいですね。

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