2019年根岸S 回顧

ダートスプリント界に新生誕生、マフィー騎手も短期免許最終週に重賞初制覇。
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走破時計1:23.5 前半800m47.1 上り3F36.4

L7(12.4) L6(11.1) L5(11.5) L4(12.1) L3(12.2) L2(12.0) L1(12.2)

まず馬場状態ですが、パサパサの馬場ですが標準的な時計が出ていましたね、勝ち馬の上り3Fは35.4とまずまず。パワーとスピードの両方を問われるような馬場でしたね。



展開は前半の600mが35.0、後半の600mが36.4とかなりハイペースです。パサパサの良馬場ではオーバーペースでしたね。逃げ体勢に持ち込んだのは予想通りマテラスカイ、2番手にレッドゲルニカ、その外からノボバカラ、内からユラノトがやや離れた4番手。中段の前からラブバレット、クインズサターン、外からワンダーリーデル、コパノキッキングがこの位置。ヤマニンアンプリメが居てケイアイノーテック、キタサンミカヅキまでが中段。サトノファンタシー、モーニン、サンライズノヴァ、クロスケ、メイショウウタゲが後方から。

坂の途中でマテラスカイが一杯に、中段に居たコパノキッキングが一気に伸びてきました。中段の外々からスッと反応しているので瞬発力もなかなか、1200がベストだと思いますが、展開次第では1400まで十分やれますね。2,3着は内を上手く立ち回った2頭が抜け出してきたことからも外を回った馬はかなり苦しかった感じですね。

では1頭ずつ見ていきます。

1着はコパノキッキング、中段の外から上手くポジションを取って、道中は折り合いに専念して直線の坂で一気に加速しました。ゴールまで減速せず押し切った辺り1400でも十分やれますね。マーフィー騎手はポジション取りの意識が高いので、大敗しないんですよね。上手く乗っていましたし、その仕掛けに応えたコパノキッキングも素晴らしい反応でした。

2着はユラノト、先行した3頭から2馬身ほど離れた4番手を追走して、直線でスッと抜け出したところを、コパノに急襲され惜しくも2着でした。前半が速いと感じたルメール騎手の好判断で先行勢から間隔を取ったのはさすが、インをロスなく立ち回れたことも好走要因ですが、好スタートからしっかりとした持続力があったればこそで、この感じなら今後も重賞で活躍できそうですね。

3着はクインズサターン、この馬も内を上手く立ち回った馬で、スタートも珍しく出て中段が取れたのが好走要因。末脚もしっかりだったので1400でも対応できましたね。ただマイル以上の方が先行勢がバテて落ちてきやすいので、この距離はやや短いかもしれません。

4着はモーニン、なんとももったいないレースでしたね、直線入り口でサンライズノヴァを頼りにし過ぎて追い出しが遅れました。サンライズの反応が悪いと見て外に出しましたが、タイミングが遅れて届かず。直線入り口から全開で追っていれば3着はあったかもしれません。

5着はワンダーリーデル、直線入り口ではコパノキッキングと並んでいましたが、加速で明確に遅れて5着でした、坂からの加速の鈍り方を見ると距離が長かったようですね。

8着がサンライズノヴァ、この展開で全く伸びなかったのは体調でしょうね、フェブラリーSが目標ですから仕上げていないのだと思います。馬体重も540㎏で過去最高でした、フェブラリーSで絞れていれば巻き返せると思います。

13着にマテラスカイ、パタッと止まってしまいましたから距離でしょうね、1200で見直したいと思います。

馬券の方は軸を外してしまい、悔しい縦目。ユラノトと迷いましたがツイてない時はこんなものでしょう。

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